ドローンといえば空からの視点で撮影したスケールの大きな映像を思い浮かべることでしょう。YouTubeなどをはじめとするSNSには、ドローンで撮影した動画が数多くアップされています。

ですが、いざ欲しいと思ってもドローンは敷居の高いイメージも…。保険付きと言われても、数十万もの高価な機体をいきなり購入するのは度胸がいるかもしれませんね。

その前に、室内でも練習が可能なトイドローンに目を向けてみませんか?

ドローン講習で学んだこと

DJI Phantom3 を手にした時から日々練習

弊社では、現在ではさまざまな機体を飛行させておりますが、当初は DJI Phantom3 を購入してからというもの、ドローンの練習場まで作り日々練習してきました。

ただ飛ばすだけなら簡単明瞭。

「そこそこ慣れてきたなぁ…oO」そう思って参加したのが、ドローン(UAV)運航・三次元計測スクール。

そこで体験してきたのは、5日間の講義です。座学そして実技と教わりましたが、考えが甘かった…。

自分の未熟さを思い知らされた!!かのような講習でした^^;

GPS制御は安心へつながる鎖

ドローンスクールの講義の中には、操縦カリキュラムがあります。はじめはシュミレーターで練習。ある程度のコツをつかんで、後日あらためて実際にドローンを飛行させるという流れでした。

操縦訓練では、もちろんと言いますか…、当然とも言いますが…、必須とも言えますが、GPSの機能を使わずに飛行する訓練をします。

市販のドローンは、ある程度の価格以上なら機体にGPS制御が搭載されているので、それが安全とつながっている鎖となります。そのうえでプロポのコントローラーは2本のレバーのみ。前後左右にレバーを動かすだけなので、初心者だとしても簡単に飛ばすことができます。

風が吹いてもプロポから手を放してもドローンが墜落することはありません。機体はその場で動かずにホバリングをしてくれます。まるで訓練された秋田犬のような可愛らしさなんです。平昌オリンピックの女子フィギュアスケートの金メダリストであるロシアのザトキワ選手の気持ちがよく分かります。

秋田犬
※画像はイメージです。

秋田犬のような可愛らしさ…ですがこれは、GPSの機能が機体の位置を制御しているからできることだったのです。

風への恐怖心が誕生!GPS無しモード

故意または不具合でGPSの機能が失われるとドローンは風の影響を真っ向から受けることになります。

プロポを手放しでは、その場でホバリングすることは不可能と言っても過言ではありません。さっきの柴犬はどこへ行ったのやら…。

制御が利かなくなり自由自在に飛行するドローンは、まるで闘牛が放たれたがの如く思いもよらぬ動きをしてくれるのです。

闘牛
※画像はあくまでもイメージです。

左右前後と風に刃向かって操作をしなければ、風に身を任せたまま遠くへと飛んで行ってしまいます。

伝送距離の範囲外になってしまうと二度と帰ってきてはくれません。

この操作を身に着けるのは何とも難しいこと。

ドローン飛行には必須!GPS無し操作

実は、ドローンを飛行させるときに国土交通省に申請する「無人航空機の飛行に関する許可・承認申請書」の中にも、GPSの機能を使わずに操縦ができるかどうかを確認する項目があります。

「無人航空機の飛行に関する許可・承認申請書」内、無人航空機を飛行させる者に関する飛行経歴・知識・能力確認書の項目に答える必要があります。

無人航空機の飛行に関する許可・承認申請書

GPS 等の機能を利用せず、安定した飛行ができること。

  • 上昇
  • 一定位置、高度を維持したホバリング(回転翼機)
  • ホバリング状態から機首の方向を 90°回転(回転翼機)
  • 前後移動
  • 水平方向の飛行(左右移動又は左右旋回)
  • 下降

許可申請を出すには、最低限この操作ができなければいけません。

ドローン飛行場に行けない時の練習

5日間のドローンスクールを終えて、何とか実技試験にも合格しましたが、自分の操作技術がいかに未熟だったのかを実感しました。

ドローンのオペレーターになるには「体が覚えている」ことが重要となります。

ですが、まだまだそのようなレベルには達していません。かといって365日24時間(大袈裟ですが…)、練習場に通ってドローンの練習に時間を費やす訳にもいきませんよね。

そこで弊社では、室内でも飛ばせるGPS機能がないトイドローンを用意してみたのでした。

室内で練習できるお薦めトイドローン

FQ777 Pocket drone

トイドローン

この機体は小型ですので、室内でも十分に練習することができます。

ただ気になるのが、20分程度の充電で約5分間の飛行という点。これが練習としてはバッテリーの持ちが短いのがネックですね。

対策として弊社では、5機を充電しながら順番に飛ばして練習をしています。

名称FQ777 ポケット クワッドコプター ドローン
メーカーHAOXIN
サイズ(長さ×幅×高さ)約 140 × 85 × 40㎜
重量約172g
充電時間約20分
飛行時間約5分
周波数2.4GHz
送信距離約50m
送信機モード1とモード2
バッテリー機体:3.7Vの100MAH
送信機:4*1.5VのAA(含まれていません)

クアトロックス ULTRA

この機体は、FQ777 Pocket drone である程度練習してからでないと、室内で飛ばすにはやや怖いというのが感想です。

操作ミスで自分に機体が迫ってくるとはっきり言ってビビります。ビビるとさらに迫ってきます。

プロペラガードは必須です!

バッテリー1本の飛行時間が7分程度。たしか、プロポはモード1のみだったような…。バッテリーは単体で購入できることから、3本用意して練習しています。

名称QuattroX ULTRA クワトロックス ウルトラ
メーカー京商
サイズ(長さ×幅×高さ)340 × 340 × 60㎜
重量約120g
充電時間約100分
飛行時間約8分
周波数2.4GHz
送信距離約25~30m
送信機モード1
動画1280×720px / 30f(AVI)
静止画200万画素
バッテリー機体:リチウムポリマーバッテリー 単体
送信機:アルカリ単三電池4本

 
Quattrux(クアトロックス)には、さまざまな機種がラインナップされています。どれもお手頃な価格ですのでぜひお試しください。

Quattrux(クアトロックス)シリーズ

Quattrux(クアトロックス)シリーズ
モデル特徴
Quattrux ULTRA
クアロックス ウルトラ
サイズ:340×340×60㎜。シリーズの中でもハイエンドモデル。機体の向きには関係なく、離陸時の向きを起点として浮上するヘッドレスモードを搭載。今回ご紹介したように、非常にパワフルな飛行です。
Quattrux EYE
クアトロックス アイ
サイズ:315×315×75㎜。動画100万画素、静止画200万画素に対応。6軸ジャイロにより、安定性ある飛行が可能。プロポは2.4GHz 4chシステムでバンド管理が不要。ボタン1つでフリップ(高速前転)できる。
Quattrux CORE
クアトロックス コア
サイズ:170×170×65㎜。動画(720×1280)や静止画200万画素に対応。気圧センサー搭載で、ワンタッチで離着陸、ホバリングが可能。ヘッドレスモード、6軸ジャイロ搭載で安定した飛行ができる。
Quattrux Wiz
クアトロックス ウィズ
サイズ:125×125×40㎜。世界最小クラスのカメラ付きドローン。ヘッドレスモード、6軸ジャイロと簡易電子コンパス搭載で、運動性抜群の小型モデル。
Quattrux CANDY
クアトロックス キャンディ
サイズ:43×43×20㎜。世界最小クラスのドローン。ヘッドレスモード、6軸ジャイロ搭載。スピードは2段階に切り替えできる。
Quattrux
クアトロックス
サイズ:72×66×24㎜。手のひらサイズのドローン。6軸ジャイロ搭載で安定した飛行が可能。ボタン1つで高速回転ができ、10機同時に飛行させることもできる。

ドローン上達への道は飛行練習あるのみ

弊社では少しの時間でも、できるだけ毎日飛ばすことを心がけています。

ドローンパイロット2名いるのですが、仕事の合間にドローン練習場ブーメランに足を運ぶことを自由とし、練習する機体を自宅に持ち帰ることも許可しています。

2018年9月現在―――。「体が覚えている」から「体が勝手に動く」レベルまでに練習し続けることを常に重視して、ストイックな気持ちで特訓をしています。

※「ドローン(UAV)運航・三次元計測スクール」は、国際航業株式会社さんが開催しているドローンスクールで、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の認定スクールとなっています。

ドローン練習場「ブーメラン」

弊社が運営しているドローン練習場は、宮城県仙台市に隣接する大和町にあります。泉中央から車で15分程度と、仙台エリアでは最も近い練習場です。

1080㎡もの敷地面積、緑豊かな丘陵地帯。ドローン練習場ブーメランでは、発着台やテントなどが整備されており、自由に飛行することが可能です。

ドローンの飛行にはさまざまな規制があり、むやみにドローンを飛ばすことはできません。その中でもこの練習場なら、すべての法規制をクリアしています。

もともと弊社のドローン事業部が、機体テストや操縦訓練をするプライベートな場所として使っていましたが、2016年に会員制の練習場としてオープンしました。

ドローン練習場ブーメランでのご利用は、原則無料。思う存分に飛行練習をして、熟練したオペレーターを目指してください。

注意:スクールや講習などの目的でご利用頂く場合のみ、有料でご案内させて頂きます。

名称会員制ドローン練習場「ブーメラン仙台」
敷地面積1080㎡
所在地〒981-3406 〒981-3406 宮城県黒川郡大和町落合蒜袋沢目79番7
利用料金無料:会員登録あり
運営社エックス-D.ドローン仙台 (株式会社チック)
事務所〒981-3206 宮城県仙台市泉区明通4丁目7 東北ロジスティックセンター1-D号室
電話番号022-738-7828 (営業時間 10:00~16:00)
アドレスinfo@xd-fun.com
問い合わせ問い合わせフォーム
重要法規制をクリアしている練習場ですが、航空法に定められた飛行ルールに基づき各自責任をもって飛行させましょう。