敷居はもう低い!ドローン飛行許可をオンライン申請する方法

ゴリラがオンライン申請する

ドローンを飛行するにあたり、直面するのが飛行許可・承認の申請手続き。これまでは書面でしかできませんでしたが、2018年4月から申請から許可・承認まで一連の流れをオンラインで行うことが可能となりました。

八木まさる
ドローンの飛行申請って国土交通省に行かなきゃできないんですか?郵送ができるとしても…う~ん、何だか難しそうだなぁ…。
伊崎絢
今は、インターネットでオンライン申請が可能になったんですよ!
八木まさる
えっ?!本当ですか?それなら誰でも手軽に申請できそうですね!
伊崎絢
今の時代ならではですよね。オンラインで申請するメリットは、

  • 24時間365日いつでも申請可能
  • 申請内容を自動チェックするため、はじめてでも簡単
  • 過去に許可・承認を受けた申請書を再利用できる

それではパソコンでのweb申請方法を解説します♪

ドローン飛行許可が必要な機体について

まずはじめに、他ページでも解説しておりますが、航空法が適用となり飛行許可が必要となる機体や空域について簡単にご説明します。

対象となるドローンは、200g以上の機体です。業務用で扱われているドローンのほぼ全てが対象となるといっても過言ではありません。

また、ドローンの飛行が禁止されている区域は、

  • 空港や飛行場、およびビル屋上などに設置しているヘリポート周辺
  • 人口集中地区(DID)の上空
  • 地上から150m以上の高さの空域

このような場合は、安全を確保した上で許可を受ける必要があります。

山頂で150mで飛行が可能であっても、そのまま上昇しながら山の麓(ふもと)に移動してしまうと、150mを超えてしまう危険性があります。山頂と麓では高低差があるので注意が必要です。

 

ドローンWEB申請できる手続は3種類

国土交通省ドローン情報基盤システム

まずは国土交通省のドローン情報基盤システム(DIPS)にアクセスしてください。ここでできる申請手続きは3種類です。

  • 無人航空機の飛行許可・承認
  • 無人航空機の飛行実績の報告
  • 無人航空機による事故等の情報提供
伊崎絢
ドローン情報基盤システム(DIPS)って、少し堅苦しい言い方ですが、簡単にいえば航空法に基づいてオンラインで無人飛行機に関する手続きが取れるシステムの総称ですよ。
申請はいつでも可能ですが、審査されるのは平日の各担当機関による窓口営業時間のみです。

ドローンWEB申請で必要な事前準備とは?

1. メールアドレスを用意する

ドローン情報基盤システムにログインするためには、申請者IDの発行をしなければいけません。そのためにはまずはメールアドレスをご用意ください。

information@dips.mlit.go.jpを受信できるよう設定をしておきましょう。

2. 証明書を取得する

安全な通信を行うためには、証明書の取得をしてブラウザに設定してください。

証明書の取得ってなに?

申請するにあたり、ドローン情報基盤システムにアクセスしていることが間違いないという確認とともに、暗号化をして安全に通信するために必要な証明書です。
詳細は【ドローン情報基盤システムをはじめてご利用の方へ】でご確認ください。

3. 添付書類のファイルを準備する

ドローン情報基盤システム上で作成する書類もありますが、必要に応じて以下の電子ファイルを事前に準備する必要があります。

資料内容 ファイル形式 備考
機体および操縦装置の設計図、または写真 .jpeg .jpg .png .gif 改造を行っていない国土交通省のHPで公表されている機体の場合は不要。
無人航空機の追加基準への適合性を示す資料および写真 .xls .xlsx .doc .docx .pdf .jpeg .jpg .png .gif 飛行目的や機体により申請書類は異なる。
飛行マニュアル .xls .xlsx .doc .docx .pdf .jpeg .jpg .png .gif 航空局または民間団体等での標準マニュアルを使用する場合は不要。
技能認定証明書 .xls .xlsx .doc .docx .pdf .jpeg .jpg .png .gif 認定団体による技能認証を受けている場合は必要。
無人航空機取り扱い説明書 .xls .xlsx .doc .docx .pdf .jpeg .jpg .png .gif 改造を行っていない国土交通省のHPで公表されている機体の場合は不要。
その他添付資料 .xls .xlsx .doc .docx .pdf .jpeg .jpg .png .gif 必要に応じてファイルを添付できます。
オンラインでも手続きはお早めに!

申請に不備があった場合は、審査に時間がかかる場合もありますので、飛行開始の予定日よりも10日前には申請をしましょう。窓口がお休みの土日祝日は日数には含まれませんのでご注意を。

伊崎絢
飛行禁止区域や夜間、また目視外などの飛行には、必ず国土交通省の許可または承認が必須です。

もちろん従来による書面の手続きも可能ですが、インターネット上でできるのは大変便利ですよね。では、これから具体的な申請方法を解説します。

ドローンオンラインで行う飛行許可の申請方法

オンラインで飛行許可をするための事前準備ができたら、いよいよ申請です。慌てずに操作すれば誰でも行えます。ドローンの世界に入門したばかりの方もパソコン初心者でも、リラックスして手続きにチャレンジしてみましょう。

八木まさる
よし!アドレスも必要な書類も用意したし、セキュリティ対策もばっちりです!
伊崎絢
ドローンの飛行許可をオンラインで行うための事前準備はできたようですね。

それではドローン情報基盤システム(DIPS)にアクセスして実際に申請手続きを取っていきましょう♪
八木まさる
パソコンは不慣れだけど、新しい農業を切り開くには必須ですよね!頑張ってやってみます!

ドローンはじめに行う「アカウント開設」

オンラインで手続きをしたことのない方は、まずはじめにトップページにあるアカウント開設から、申請者情報を登録してIDを発行する必要があります。

伊崎絢
ここでは個人としてアカウントを開設する手順をご説明しますね。
WEB申請アカウント設定(1)
1. 《はじめての方》をクリックする
WEB申請アカウント開設(2)
2. 《同意する》をクリック
WEB申請アカウント開設(3)
3. 必要事項を入力する
WEB申請アカウント開設(4)
4. 登録した情報を確認する
WEB申請アカウン開設(5)
5. 《OK》をクリック
WEB申請アカウント開設(6)
6. 登録したアドレスにメールが送られてくるので、URLをクリック
WEB申請アカウント開設(7)
7. 《OK》をクリック

ドローンログインして機体&操縦者の情報登録

アカウントの開設が完了したら、ログインしましょう。トップページにある《準備が済んでいる方 > ログインへ》をクリックして、発行されたIDとパスワードを入力してメイン画面を開いてください。

WEB申請ログイン
1. 準備が済んでいる方《ログインへ》をクリック
WEB申請ログイン
2. 申請者IDとパスワードを入力
WEB申請ログイン
3. メイン画面が表示される
アクセスが集中しているときは、動作が遅くなる場合があります。また時間が経つとセッションが切れる場合もありますので、再度ログインが必要となります。

STEP1. 機体&操縦士の情報登録

まずは、所有している無人航空機等の機体と操縦者の情報を登録してください。

申請に必要な準備をする
無人航空機情報の登録・変更
操縦者情報の登録・変更
WEB申請ログイン(6)
機体情報を登録する
WEB申請ログイン(5)
操縦者情報を登録する

申請書を作成する前には、必ずこれら2つの情報を登録してください。

操縦者情報を記入する際には、下記のように飛行可能な機体を選択する項目もありますので、先に機体情報を登録しておきましょう。
WEB申請ログイン

STEP2. 飛行許可の申請書作成&送信

情報の登録が完了したら、飛行許可の申請書の作成&提出をしましょう。

申請書を作成する
申請書の作成(新規) 申請書の作成(変更)
申請書の作成(複製)
申請書一覧
申請書の作成(更新)
WEB申請
1. 飛行目的を記入する。
WEB申請
2. 飛行場所および範囲を詳細に記入する。
WEB申請
3. 機体および操縦者、マニュアル情報を記入する。
WEB申請
4. 加入保険、その他必要事項を記入する
5. 入力した情報を確認する

入力した情報を基に申請書が作成されているので、申請書の内容に間違いなければ、チェックを入れて《申請する》をクリックしてください。

申請様式や資料はそれぞれ別ウィンドウで開かれます。保存・印刷する場合は、各様式をブラウザから行ってください。

STEP3. 電子許可書(または許可書(写))のダウンロード

申請した内容は、提出先の地方交通局や空港事務所等で審査され、完了すると許可書が登録されたというメールが送られてきますので、受信したらドローン情報基盤システムにアクセスをして、ファイルをダウンロードしてください。

書面の場合は、原本の受領が必要。

許可書は、以下のように申請書作成時に《電子許可書》《書面》のいずれかを選択できます。(申請書類/11項目)

WEB申請

《書面》を選択した場合は、ダウンロードしても許可書の写しとしてですので、原本を受領する必要があります。切手を貼りつけた返信用封筒を、提出先の地方航空局や空港事務所等に郵送してください。許可書の原本が返送されて完了です。

来訪日を伝えることによって、提出先の窓口で受け取ることも可能です。

ドローンドローンのオンライン申請は無料

書面の場合は返信用封筒の切手代はかかりますが、オンラインでの申請は無料です。

システムメンテナンス中などを除けば、365日24時間いつでも申請できるのが、オンラインの特長ですね。記入漏れなどがあれば自動的にチェックもしてくれるので、書面での手続きよりも遥かに敷居の低いものとなったのではないでしょうか?

審査は月曜日から金曜日(祝祭日・年末年始を除く)の間となりますので、申請は早めに行うことをお薦めします。

ドローンドローンの発展そして活躍に期待

大空から撮影できる壮大な景色―――。ドローンでの空撮は、テレビなどのメディアやSNSなどに動画が上げられていることでも知名度は高いですよね。

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専門的な分野にもドローンは意欲的に参入されています。

農業では、農薬散布用にドローンを利用したり遠隔管理をするIPカメラの導入が、これからの日本の食文化に光明を見出すものとなっています。

 
Amazonなどでも配送サービスとして取り入れる実験を行うニュースを時おり目にすることもあるでしょう。日本における物流市場はおよそ24兆円という大規模な産業。まだまだ課題はあるものの、ドローンの参入は期待に胸が膨らみます。

土木や測量においては、これまで人の手で行っていた危険をはらんでいた仕事が安全なものとして。そして時間を要した作業も効率化の向上にもつながり、人件費の削減や人材不足への対策となることが予期できる分野です。

そして災害救助にドローンを用いることは、地震大国である日本の国土事情を考えると、ぜひ発展して欲しいと願うばかりですね。

 
それ以外でも、サッカーやアメフトなどのスポーツにも導入して選手がどのように動くかなどの分析にも役立てています。モトクロスやスノーボードなど、ダイナミックで躍動感あふれる映像を魅せるのもドローンの視点ならでは。

今後の発展が期待できるドローン。更なる未知の分野へと拡大することは間違いないでしょう。

ドローンビジネスは、さまざまな場面で活躍をみせ、世界へと羽ばたく可能性を秘めています。

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