【DJI初】白熱のバトルもできる!教育用ロボット RoboMaster S1 誕生

2019年6月12日、DJI社から初となる地上走行ロボット「RoboMaster S1」が発売されました。

知力で打ち勝て―――。空撮ドローンのパイオニアであるDJIが、プログラミングを学びたい全てのユーザーを対象として開発した教育用インテリジェントロボットをご紹介します。

「RoboMaster S1」概要

産業用IoTが次々と開発されている2019年現在、2020年には小学校でもプログラミング教育が必修化され、習い事の1つとしてもお子さまがプログラミング教室に通っているというご家庭も多いのではないでしょうか?

今まさに、ロボット社会という言葉が過言ではない時代へと突入してきました。

そんな先駆けとなるDJI社。同社はドローンなどの無人航空機をはじめとして、さまざまな製品を開発しています。

今回ご紹介するのは、弊社でも取り扱いをしている「RoboMaster S1」。

DJIでは初となる地上走行型のロボットは、楽しみながら学習したいというお子さまに役立つものとなるでしょう。

46個の部品で組み立てる面白味

モジュラー設計

「RobotMacter S1」は、46個の部品から成り立っていますが、これらを自ら組み立てる作業からスタートします。

はじめから用意されているパーツで組み立てるので、お子さまでも楽しく構築できます。

箱の中に上下2段に分かれて梱包されているパーツには、六角レンチやボルトも付属されているので、特に組み立てに用意する道具は要りません。

戦隊ロボを合体させるようなワクワク感があります。もしお子さまだけでは組み立てられなくても、親子で一緒に組み立ててみるのも良いですね。

「RobotMacter S1」は、お子さまは工作のように出来上がる楽しさを与えてくれるでしょう。また大人なら、プラモデルやラジコンを作っていた頃の懐かしさを思い出すのではないでしょうか?

プログラミング言語はScratch&Python

「RobotMacter S1」で学習できるプログラミング言語は、ScratchおよびPythonです。

Scratchは、世界中の少中学校で使われている標準的なビジュアルプログラミング言語。またPythonは、人工知能に関することに幅広く使われているプログラミング言語です。

直感的な操作でできるから面白い

独自のプログラミング言語を記述すると、よりバトルが楽しくなりますよ。

お子さま同士でロボットを持ち寄ると、白熱したバトルが見られそうですが、遊びながら学べるので、プログラミングの習得も早いのではないでしょうか?

RobotMacter S1 のここが凄い!

「RobotMacter S1」には以下のように、6つのAIが搭載されています。

  1. ライン認識
  2. ビジョンマーカー認識
  3. 人認識
  4. 拍手認識
  5. ジェスチャー認識
  6. SIロボット認識

6つの人工知能を搭載した「RobotMacter S1」は、前後左右さまざな動きとともに、物体や音への認識、複数のタスクを処理するなど、まるで自分で意思を持つような動きを見せてくれます。

ロボット同士のバトルで競いながら学習もできるので「1人では何となくヤル気が出ない…。」そんなお子さまにもお薦めです。

深い関心を持ちながら意欲を高め、高度な知識を身につけことができます。

では、ここから「RobotMacter S1」がいかに凄いかをお伝えしますね。

S1の頭脳!『インテリジェントコントローラー』

搭載されたCPUは、まさに「RobotMacter S1」の頭脳。このCPUが映像伝送、AIの働き、プログラミング開発などに関わる機能に指令を出します。

操縦者がアプリを使い指令を出すと、瞬時に反応するS1。それはまるで段差のないバリアフリーのようにスムーズに伝送します。

電波の少ない場所でありがちな《電話が途切れ途切れ…》がありません。ストレスフリーで楽しめます。

この動画では、5分37秒から操作したS1が瞬時に反応して動いている様子が見られます。前後左右、自由自在に移動するホイール、上下に可動するブラスターと、いかにスムーズに動作するかわかります。

迫力満点なアクション!『ブラスター』

「RobotMacter S1」の大きな特徴の1つであるブラスター。ゲル弾を発射させるアクション機能です。

カードリッジに水でふやかしたゲル弾を入れセットするだけ。スマホ等で発射操作することによりLEDライトが光り、前方目掛けて飛んでいきます。発射音や反動の演出により、臨場感を味わえるのは、この製品の大きな特徴です。

安全性を考慮して、発射速度は変更不可であり角度は制限されています。また、使用されるゲル弾は無毒性。お子さまでも安心してお使いいただけます。

この動画では、3分58秒から人形やラジコンヘリを狙ってゲル弾が発射されます。光のアクションには迫力を感じさせられます。

ちなみに、ゲル弾は柔らかなものでターゲットに当たると砕けますが、間違っても顔に打たないようご注意くださいね。

滑らかなカメラワーク!『2軸メカニカルジンバル』

カメラワークの重要な役割を担うのが、この2軸メカニカルジンバルです。

ジンバルはとはカメラのブレを防ぐ優れ物。「RobotMacter S1」にとっては目線の動き。

2軸で支える高精度なカメラワークは、振動制御精度は±0.2という僅かな範囲で、上下そして左右と的確に動きます。

歩きながらスマホで撮影をすると、ブレてしまう経験をしたことありませんか?

「RobotMacter S1」は、滑らかでスムーズなジンバルの動作環境で、ブレのない滑らかな映像を映し出せます。

ガタガタ道もへっちゃら!『メカナムホイール』

4つのメカナムホイールは、「RobotMacter S1の」の力強い足。各ホイールには12個のローラーが装着され、全方向と自由に走行します。

サスペンションがフロント軸に備わっているため、平地でスムーズな走行ができましたが、ガタガタな道でもパワフルながらも快適さを味わえます。

3分19秒から映し出されるホイールの動きにご注目ください。まるでミスドのフレンチクルーラーを連想させる形のホイールですが、この形が滑らかに動くポイントとなっています。

スピード感あふれるFPVレースバトルを体感!

メカナムホイールと高性能モーターを活かしたパワフルな走行には思わず歓声があがるほど。スピードバトルを楽しめ、時間を忘れてしまうほどに熱中するでしょう。

最大44個のビジョンマーカーを認識しながら素早く反応して、超速レースを楽しめます。シューティングバトルと同様に、AIを最大限に活用したゲームを体感できます。

こちらの動画では、14時17秒から4機のS1が対戦している様子を見られます。操作している4人は同じ場所に座り、広い空間を自由自在に操ってターゲットにゲル弾を発射。ダイナミックな対戦は見ものです。

光で知らせる!『インテリジェント検知アーマー』

インテリジェント検知アーマーは「RobotMacter S1」の大きなシンボル的特徴です。

機体にゲル弾が当たると、内蔵されているレフリーシステムが反応して即座に分析します。その結果が「RobotMacter S1」に電飾として表示されます。

視覚的効果は、このような機体には必須ですね。

こちは、前述の動画に映っている別のプレイヤーからの視点。HPの減り具合が分かるかと思います。光と音の演出で盛り上がりを見せていますよ。

ロボット世界にもたらした革命的製品に期待が高まる

ロボットの勉強

今回、一通りの機能を試してみましたが、「RoboMaster S1」は、これまでにない精密性と面白味のあるロボットだと思います。

機械的な構造を学ぶことからスタートして、直感的な操作で知力を高められます。楽しみながら自然とプログラミング言語が身につくことでしょう。

娯楽性を兼ねた学習は、お子さまのみならず、親子でも楽しく学べます。

「RoboMaster S1」は、弊社で販売をしております。興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

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